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◆スペイン10年金利が7%を越えているのになぜECBは動かないのか?


(出所)Bloombergより筆者作成

これはスペインの10年金利の推移である。
今、スペインの10年金利はユーロ導入来の最高値を更新して推移している。
昨年末にも同じように金利が上昇する局面があり、この時ECBがスペインとイタリアの国債をセカンダリーマーケットで買い支えたのは、みなさんの記憶にも残っているだろう。

この時に言われていたのが、スペインやイタリアのような経済規模の国の金利が7%を超えてしまい、自力で資金調達ができなくなればもはや救済することはできない、と言ったようなことである。こういった大儀によりECBは自らのバランスシートを悪化させてまでスペイン国債を買い支え、チャートの通り7%の壁を死守することに成功した。

しかし、今回の金利上昇局面ではECBが動く気配があまり見られず、金利も難なく7%に乗せてしまった。
昨年末同様、市場の緊張が高まっていることは同じだが、一向にECBが動き出す気配はない。

僕は、ECBが動かないことにとても大きな驚きを感じており、その理由をずっと考えている。

真実は現段階ではECBやEU主要要人にしかわからないことであろうが、この理由を考察することは今後のEUの行方を予想するにあたり非常に重要なヒントになると考えている。


この内容は、通常のエントリーで書こうか迷ったが、来週の28・29日に予定されているEUサミットに深く関わりそうな内容であり、それ故に直近のマーケットの動きにも影響しそうなので、今回は有料版での報告にすることにした。

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  • 2014-07-01 06:34
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