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湿原に身を寄せて思ったこと

このゴールデンウィーク、多くの人が現実を離れてひと時の休暇を楽しんでいることだろう。
その中で、金融マーケットに身を置く者の多くは、昨日まで海外マーケットが動いいてため、人によっては出社を余儀なくされたり、人によっては家のPCでマーケットウォッチをしていたはずだ。

そんな金融マンにとっても本日からは海外もウィークエンドに突入するため本当の意味での休暇を取ることができる。

僕も、自分の保有ポジションの関係で、昨日までのゴールデンウィークはあまり遠出はできず、常に注文を出せるようにするために電波の確保が必要だった。ましてや、昨日は雇用統計の発表日であったのだから尚更だ。
そして本日は遅ればせながら、天気も回復と共に自然の中に身を置くことが可能となった。

ここに来る途中に思ったことがある。
最近勉強してないな、と。
昔は土日ともなると図書館や街のカフェなどでよく勉強をしていたが、最近はめっきりそういったことをしなくなった。
そして、いざ何を勉強したらいいのか考えてみるとあまり思いつかなかった。

おそらくそれは、昔は金融の基礎がまだ身についていなく、またわからないことへの知的欲求から本能的に勉強する対象を見つけることが容易だったのだと思う。そして、それは基礎であるがゆえに、勉強するためのツール、つまり参考書等を容易に手にすることができたことも関係してそうだ。

基礎をある程度身につけた今、新たに勉強するためには、フィールドを広げるか、同じフィールドでより深いところまで掘り下げるかの2つの方法が必要である。
しかし、どちらもハードルは高い。
年を取った今、新たなフィールドで0から学ぶことは思いのほか大変だ。
また、同じフィールドを掘り下げるにしても、もはや参考書等は存在せず、自ら研究、分析をして独自で新たな境地を広げていく必要がある。あるいはその過程で、同じフィールドの仲間と議論することも有効だろう。

すでにある程度、専門色を強めている上にまだこのフィールドに身をおこうと思っている以上、後者の勉強を選択することにあまり悩む必要はない。

僕のようなトレーディングを生業としている者にとって、勉強の目的の大部分はコンスタントに利益を上げることである。普段のトレーディングからも多くのこたとを学べるが、その学びをもっと増やすためにはさらなる工夫が必要だろう。
ましてや、勉強不足とふと感じてしまうあたり、さらなる向上の余地はあるはずだ。


最後に、学習における個人的な一つのポリシーを書いておく。
それは人に教えることに関してのポリシーだ。
僕はあまり人に教えることが好きではない。
もちろん、人に教えるということは自らの理解も深まりとてもいいことだと思う。
ただし、僕はまだひとに教えられる程の人物ではない。
また、人間誰しも人に頼られ感謝されればそこに嬉しさを感じるものだ。
しかし、この嬉しさは時に満足感、もっといえば自己満足感をもたらしてくる。

僕はこの(自己)満足感を得て、自らの成長を止めたいとは思わない。
まだ、ハングリーに成長していきたいからこそ、自ら人に教えることへの積極性は封印しておきたい。

もちろん、自分の周りで困っている人がいればできる範囲で助けるし、求められた質問、要求に対しては誠意を持って対応するが。

以上、湿原に身を寄せながら思ったこと。
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